B.45. サンプラー無し読み込み

Table B.126. 表:サンプラー無しイメージ読み込み関数

関数詳細 
float4 read_imagef (
    image2d_t image,
    int2 coord)
座標(coord.x, coord.y)
を使い2次元イメージオブ
ジェクトの要素ルックアップ
をします。

image_channel_data_
typeがCL_UNORM_INT8か
CL_UNORM_INT16のいず
れかに指定されて生成され
たイメージオブジェクトに
おいて、[0.0 ... 1.0]
の範囲の浮動小数点の値を
返します。

image_channel_data_
typeがCL_SNORM_INT8か
CL_SNORM_INT16のいずれ
かに指定されて生成された
イメージオブジェクトにお
いて、[-1.0 ... 1.0]の
範囲の浮動小数点の値を返
します。

image_channel_data_
typeがCL_HALF_FLOAT
かCL_FLOATのいずれかに
指定されて生成されたイメ
ージオブジェクトにおいて、
浮動小数点の値を返します。
int4 read_imagei (
    image2d_t image,
    int2 coord)
uint4 read_imageui (
    image2d_t image,
    int2 coord)
座標(coord.x, coord.y)
を使い2次元イメージオブ
ジェクトの要素ルックアッ
プをします。

read_imageiは正規化した
符号付き、read_imageuiは
符号無しの整数値を返します。
各チャンネルは32ビット整
数に保存されます。

read_imageiは
image_channel_data_typeが

CL_SIGNED_INT8
CL_SIGNED_INT16
CL_SIGNED_INT32

のいずれかに指定された
イメージオブジェクトにたい
して使うことができます。

read_imageuiはimage_
channel_data_typeが

CL_UNSIGNED_INT8
CL_UNSIGNED_INT16
CL_UNSIGNED_INT32

のいずれかに指定された
イメージオブジェクトにた
いして使うことができます。
float4 read_imagef (
    image3d_t image,
    int4 coord )
座標(coord.x, coord.y,
coord.z)を使い3次元イメージ
オブジェクトの要素ルックアッ
プをします。coord.wは使わ
れません。

image_channel_data_
typeがCL_UNORM_INT8か
CL_UNORM_INT16のいずれか
に指定されて生成された
イメージオブジェクトにおいて、
[0.0 ... 1.0]の範囲の浮動
小数点の値を返します。

image_channel_data_type
がCL_SNORM_INT8か
CL_SNORM_INT16のいずれか
に指定されて生成された
イメージオブジェクトにおいて、
[-1.0 ... 1.0]の範囲の
浮動小数点の値を返します。

image_channel_data_
typeがCL_HALF_FLOATか
CL_FLOATのいずれかに指定
されて生成されたイメージオブ
ジェクトにおいて、浮動小数
点の値を返します。


int4 read_imagei (
    image3d_t image,
    int4 coord)
uint4 read_imageui (
    image3d_t image,
    int4 coord)
座標(coord.x, coord.y,
coord.z)を使い3次元イ
メージオブジェクトの要素
ルックアップをします。
coord.wは使われません。

read_imageiは正規化した
符号付き、read_imageui
は符号無しの整数値を返しま
す。各チャンネルは32ビット
整数に保存されます。

read_imageiはimage_
channel_data_typeが

CL_SIGNED_INT8
CL_SIGNED_INT16
CL_SIGNED_INT32

のいずれかに指定された
イメージオブジェクトに
たいして使うことができます。

read_imageuiはimage_
channel_data_typeが

CL_UNSIGNED_INT8
CL_UNSIGNED_INT16
CL_UNSIGNED_INT32

のいずれかに指定された
イメージオブジェクトにたい
して使うことができます。
float4 read_imagef (
    image2d_array_t image,
    int4 coord)
座標coord.xyを使い、
imageが指定する2次元イ
メージアレイのcoord.zで
特定される2次元イメージ
の要素ルックアップをします。

image_channel_data_
typeがCL_UNORM_INT8か
CL_UNORM_INT16のいず
れかに指定されて生成された
イメージオブジェクトにおい
て、[0.0 ... 1.0]の範囲
の浮動小数点の値を返します。

image_channel_data_
typeがCL_SNORM_INT8か
CL_SNORM_INT16のいずれ
かに指定されて生成された
イメージオブジェクトにお
いて、[-1.0 ... 1.0]
の範囲の浮動小数点の値を返します。

image_channel_data_
typeがCL_HALF_FLOATか
CL_FLOATのいずれかに指定
されて生成されたイメージ
オブジェクトにおいて、浮動
小数点の値を返します。
int4 read_imagei (
    image2d_array_t image,
    int4 coord)
uint4 read_imageui (
    image2d_array_t image,
    int4 coord)
座標coord.xyを使い、
imageが指定する2次元
イメージアレイのcoord.z
で特定される2次元イメージ
の要素ルックアップをします。

read_imageiは正規化した
符号付き、read_imageuiは
符号無しの整数値を返します。
各チャンネルは32ビット整数
に保存されます。

read_imageiはimage_
channel_data_typeが

CL_SIGNED_INT8
CL_SIGNED_INT16
CL_SIGNED_INT32

のいずれかに指定された
イメージオブジェクトにた
いして使うことができます。

read_imageuiはimage_
channel_data_typeが

CL_UNSIGNED_INT8
CL_UNSIGNED_INT16
CL_UNSIGNED_INT32

のいずれかに指定された
イメージオブジェクトにたい
して使うことができます。
float4 read_imagef (
    image1d_t image,
    int coord)
float4 read_imagef (
    image1d_buffer_t image,
    int coord)
座標coordを使い1次元イメージ
または1次元イメージバッファ
ーオブジェクトの要素ルックア
ップをします。

image_channel_data_
typeがCL_UNORM_INT8か
CL_UNORM_INT16のいずれか
に指定されて生成されたイメ
ージオブジェクトにおいて、
[0.0 ... 1.0]の範囲の浮動
小数点の値を返します。

image_channel_data_
typeがCL_SNORM_INT8か
CL_SNORM_INT16のいずれか
に指定されて生成されたイメ
ージオブジェクトにおいて、
[-1.0 ... 1.0]の範囲の
浮動小数点の値を返します。

image_channel_data_
typeがCL_HALF_FLOATか
CL_FLOATのいずれかに指定
されて生成されたイメージオ
ブジェクトにおいて、浮動小
数点の値を返します。

整数の座標を扱う呼び出し
では、フィルターモードが
CLK_FILTER_NEAREST、
座標モードは
CLK_NORMALIZED_
COORDS_FALSE、
アドレスモードはCLK_ADDRESS_
CLAMP_TO_EDGE,
CLK_ADDRESS_CLAMP、
CLK_ADDRESS_NONE

のいずれかに指定してい
る必要があります。
int4 read_imagei (
    image1d_t image,
    int coord)
uint4 read_imageui (
    image1d_t image,
    int coord)
int4 read_imagei (
    image1d_buffer_t image,
    int coord)
uint4 read_imageui (
    image1d_buffer_t image,
    int coord)
座標coordを使い1次元
イメージまたは1次元
イメージバッファーオブ
ジェクトの要素ルックア
ップをします。

read_imageiは正規化し
た符号付き、read_imageui
は符号無しの整数値を返し
ます。各チャンネルは32
ビット整数に保存されます。

read_imageiはimage_
channel_data_typeが

CL_SIGNED_INT8
CL_SIGNED_INT16
CL_SIGNED_INT32

のいずれかに指定された
イメージオブジェクトにた
いして使うことができます。

read_imageuiはimage_
channel_data_typeが

CL_UNSIGNED_INT8
CL_UNSIGNED_INT16
CL_UNSIGNED_INT32

のいずれかに指定された
イメージオブジェクトに
たいして使うことができます。
float4 read_imagef (
    image1d_array_t image,
    int2 coord)
座標coord.xを使い、
imageが指定する1次元
イメージアレイのcoord.y
で特定される1次元イメージ
の要素ルックアップをします。

image_channel_data_type
がCL_UNORM_INT8か
CL_UNORM_INT16のいずれか
に指定されて生成された
イメージオブジェクトにおいて、
[0.0 ... 1.0]の範囲の浮動
小数点の値を返します。

image_channel_data_
typeがCL_SNORM_INT8か
CL_SNORM_INT16のいずれか
に指定されて生成された
イメージオブジェクトにお
いて、[-1.0 ... 1.0]の
範囲の浮動小数点の値を返します。

image_channel_data_
typeがCL_HALF_FLOATか
CL_FLOATのいずれかに指定
されて生成されたイメージオ
ブジェクトにおいて、浮動
小数点の値を返します。
int4 read_imagei (
    image1d_array_t image,
    int2 coord)
uint4 read_imageui (
    image1d_array_t image,
    int2 coord)
座標coord.xを使い、
imageが指定する1次元イメ
ージアレイのcoord.yで特
定される1次元イメージの要
素ルックアップをします。

read_imageiは正規化した
符号付き、read_imageuiは
符号無しの整数値を返します。
各チャンネルは32ビット整数
に保存されます。

read_imageiはimage_
channel_data_typeが

CL_SIGNED_INT8
CL_SIGNED_INT16
CL_SIGNED_INT32

のいずれかに指定された
イメージオブジェクトにたい
して使うことができます。

read_imageuiはimage_
channel_data_typeが

CL_UNSIGNED_INT8
CL_UNSIGNED_INT16
CL_UNSIGNED_INT32

のいずれかに指定された
イメージオブジェクトにたい
して使うことができます。

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