clGetKernelInfo関数はカーネルオブジェクトについての情報を取得します。
詳しくは「表:clGetKernelInfo」(表B.82「表:clGetKernelInfo」)と「表:cl_kernel_info」(表B.83「表:cl_kernel_info」)を参照ください。
int org.jocl.CL.clGetKernelInfo( cl_kernel kernel, //(1) int param_name, //(2) long param_value_size, //(3) Pointer param_value, //(4) long[] param_value_size_ret) //(5)
カーネルオブジェクトを指定。 | |
取得する情報を指定。 | |
param_valueが指すメモリのサイズをバイトで指定。 | |
param_nameに指定した情報についての値が戻されるメモリ空間へのポインタを指定。 | |
param_valueにコピーされるデータの実際のサイズをバイトで戻す。 |
戻された参照カウントの値はすぐに古くなるものと考えるべき。アプリケーションでの一般的な使用には向かず、メモリリークを検出する等の用途に使うことができる。
詳しくは「表:cl_kernel_info」(表B.83「表:cl_kernel_info」)を参照ください。
clGetKernelWorkGroupInfoはカーネルオブジェクトに関するデバイス特有の情報を取得します。
詳しくは「表:clGetKernelWorkGroupInfo」(表B.84「表:clGetKernelWorkGroupInfo」)と「表:cl_kernel_work_group_info」(表B.85「表:cl_kernel_work_group_info」)を参照ください。
int org.jocl.CL.clGetKernelWorkGroupInfo( cl_kernel kernel, //(1) cl_device_id device, //(2) int param_name, //(3) long param_value_size, //(4) Pointer param_value, //(5) long[] param_value_size_ret) //(6)
詳しくは「表:cl_kernel_work_group_info」(表B.85「表:cl_kernel_work_group_info」)を参照ください。
clGetKernelArgInfo関数はカーネル引数に関する情報を戻します。カーネル引数の情報は、kernelと関連付けられたプログラムオブジェクトがclCreateProgramWithSourceで生成され、実行可能プログラムが、clBuildProgramまたはclCompileProgramのオプション引数の-cl-kernel-arg-infoオプションを指定しビルドした場合に限り、使用が可能となります。
詳しくは「表:clGetKernelArgInfo」(表B.86「表:clGetKernelArgInfo」)と「表:cl_kernel_arg_info」(表B.87「表:cl_kernel_arg_info」)を参照ください。
関数の定義は以下のようになります。
int org.jocl.CL.clGetKernelArgInfo( cl_kernel kernel, //(1) int arg_indx, //(2) int param_name, //(3) long param_value_size, //(4) Pointer param_value, //(5) long[] param_value_size_ret) //(6)
詳しくは「表:cl_kernel_arg_info」(表B.87「表:cl_kernel_arg_info」)を参照ください。
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